【2026年版】食品工場の設備投資 〜冷凍機・冷凍冷蔵設備の補助金一覧〜 省エネ補助金で最大1億円|R22規制前に動くべき理由  

冷凍機・冷凍冷蔵設備の補助金一覧のアイキャッチ

冷凍機が古くなってきたけど、更新費用が高い…

補助金を使いたいけど、どの制度が使えるかわからない

そんな食品工場の設備ご担当者・経営者の方に向けて、冷凍機・冷凍冷蔵設備を更新するときに使える補助金を、わかりやすく比べてご紹介します。 

📋  この記事でわかること 
  • 第1章:冷凍機・冷蔵設備の更新に使える補助金とは【2026年】 
  • 第2章:【緊急】R22冷凍機の更新が今すぐ必要な理由|規制のスケジュール 
  • 第3章:【比較表】冷凍機の更新に使える補助金5つ 
  • 第4章:省エネ補助金で冷凍機を更新するなら|設備単位型と工場全体型のどちらを選ぶ? 
  • 第5章:省エネ量の計算のしかた|省エネ率10%の基準をクリアするコツ 
  • 第6章:冷凍機更新の申請スケジュール|準備から補助金の入金までの流れ 
  • 第7章:【簡易診断】冷凍機の更新でどの補助金を選べばいい? 
  • 第8章:冷凍機更新の補助金についてよくある質問5つ 
  • まとめ:冷凍機の補助金は3次公募(2026年9月28日締切)が当面の勝負どころ 
目次

❄️第1章:冷凍機・冷蔵設備の更新に使える補助金とは【2026年】 

冷凍冷蔵設備の入れ替えを考えているなら、今がまさに検討のタイミングです。その理由を、大きく3つに整理してご紹介します。 

🔴 理由① R22冷媒の規制が年々厳しくなっている 
R22(HCFC-22。HCFC=オゾン層を壊すフロンの一種)冷媒は2020年に作るのも輸入するのも終了しています。在庫は減り続けており、故障したときの修理が難しくなってきています。 
🟡 理由② 電気代の上昇が続いているから 
最新の高効率の冷凍機に入れ替えれば、電気代を20〜40%ほど減らせるケースもあります。補助金で最初の負担を抑えれば、投資した分を取り戻すまでの期間も大きく短縮できます。 
🟢 理由③ 脱炭素やESG対応のため 
自然冷媒に切り替えると、取引先にも「環境にきちんと取り組んでいる会社」とアピールできます。ESG(環境・社会・ガバナンスに配慮した経営姿勢)が重視される今、補助金を使えば脱炭素への投資のハードルも下がります。 

📦 補助金の対象になる冷凍冷蔵設備 

補助金の対象になる主な冷凍冷蔵設備は次のとおりです。 

・業務用の冷凍機・冷蔵機 

・冷凍冷蔵のショーケース 

・急速冷凍機(ブラストチラー=食品を一気に冷やす装置など) 

・プレハブの冷凍庫・冷蔵庫 

・自然冷媒の機器(CO2・アンモニア・プロパンを冷媒として使うタイプ) 

・インバータ制御型(モーターの回転数を細かく調整して省エネする仕組み)や高効率のコンデンサを積んだ機器 

ここまでが、冷凍機・冷蔵設備の更新に使える補助金のおおまかな全体像です。次は「なぜ今、R22冷凍機を急いで更新しないといけないのか」を、規制スケジュールに沿って見ていきましょう。 

🚨第2章:【緊急】R22冷凍機の更新が今すぐ必要な理由|規制のスケジュール 

📅 R22冷媒の規制スケジュール(年表) 

2020年  R22冷媒(HCFC)の生産・輸入がすべて終了   【済】
2020年以降  R22冷媒は在庫流通のみ(価格高騰)  【済】 
2025年以降  R22の在庫の枯渇が本格化し、修理が難しくなる  【進行中】 
2026年以降 R22の機器が壊れたら、別の冷媒に切り替えるか機器ごと入れ替えが必須に  【目前】 
2029年  キガリ改正(フロン削減を国際的に取り決めた条約改正:日本は2018年に締結)で、HFC(R410Aなど=オゾン層は壊さないが地球温暖化を強めるフロン)も2029年に基準値の30%、2036年には15%まで削減【予定】 
⚠️ 2026年の現実 

R22冷媒(HCFC-22)を使っている冷凍機は、今すぐにでも更新の計画を立てておきたいところです。 R22冷媒の在庫はほとんど残っていない状況で、故障しても修理できない可能性が高くなっています。 突然の故障で生産ラインが止まってしまう前に、計画的に更新を進めておきましょう。 

🔄 R22の機器を使っている場合の選択肢 

R22冷凍機をお使いの場合、更新のしかたは大きく2つに分かれます。 

選択肢① 省エネ補助金を使って、高効率のHFC系機器に更新 
補助率は3分の1〜2分の1、申請の手続きがシンプルで取り組みやすいのが特徴です。 
選択肢② 脱フロン補助金を使って、自然冷媒の機器に更新(CO2・アンモニアなど) 
補助率は原則3分の1(先進的な中小企業で採択審査上位20%以内なら2分の1)。将来くるHFC規制も見据えた、長い目で見ての選択肢になります。 

📢 【重要】令和7年度補正予算(2026年度実施)の政策の動き 

国の動きとして、ぜひ押さえておきたい大事なポイントを以下にまとめました。 

省エネ補助金は3次公募を実施中(2026年9月28日締切) 
令和7年度補正予算による「省エネ・非化石転換補助金」は、2026年度に1次から3次までの公募を実施しています。3次公募は2026年8月20日に始まり、締切は2026年9月28日17時必着です(申請書類は配送状況が確認できる郵送のみで、持参は不可)。 補助金を使いたいと考えているなら、まずはこの3次公募に間に合わせる前提でスケジュールを組むのが安全です。 
▶ 5つのタイプで実施されています 
「工場・事業場型(Ⅰ型)」「電化・脱炭素燃転型(Ⅱ型)」「設備単位型(Ⅲ型)」「GX設備単位型(Ⅲ型)」「エネルギー需要最適化型(Ⅳ型)」の5区分で実施されています。GX設備単位型(メーカー強化枠・トップ性能枠)は3次公募で新しく設けられた枠です。 
▶ GX(脱炭素・電化)の色合いが強くなる 
省エネだけでなく、電化や燃料の切り替え(脱炭素)も重視した設計になっていきます。GX(グリーントランスフォーメーション=脱炭素に向けた経済社会の転換のこと)の流れを受けて、自然冷媒への切替も評価されやすい方向です。 
▶ 補助率と上限(3次公募時点) 
工場・事業場型の補助率は、先進枠が中小2/3・大企業1/2、一般枠が中小1/2・大企業1/3です(一般枠は投資回収年数が7年未満だと中小1/3・大企業1/4に下がります)。補助上限は単年度事業で15億円、非化石燃料設備を導入する場合は20億円です。 
💡 結論 

いま受付中の3次公募が、現時点ではっきりしている直近のチャンスです。冷凍機の更新を考えているなら、2026年9月28日17時の締切に間に合わせる前提で動きましょう。 

📊第3章:【比較表】冷凍機の更新に使える補助金5つ 

冷凍機・冷凍冷蔵設備の更新に使える主な補助金を比較します。投資の目的によってベストな補助金は変わってくるので、5つの補助金を1つの表にまとめて比べてみましょう。 

スクロールできます
補助金 補助率 上限額 対象になる経費 申請のむずかしさ おすすめ度 こんなときにおすすめ 
省エネ補助金(設備単位型・従来枠) 3分の1 最大1億円 設備の費用のみ ★★☆☆☆ ★★★★★ 冷凍機をそのまま入れ替え 
省エネ補助金(工場全体型) 中小:2分の1/大企業:3分の1 最大15億円(非化石燃料設備の導入時は20億円) 設備の費用+工事費 ★★★☆☆ ★★★★☆ 冷凍機と空調をまとめて更新 
脱フロン補助金(環境省/冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業) 原則3分の1(条件付きで2分の1) 最大5億円 自然冷媒の機器 ★★★☆☆ ★★★★☆ R22から自然冷媒に切り替え 
ものづくり補助金(第23次で単独公募は終了) 中小:2分の1/小規模:3分の2 最大2,500万円(賃上げ特例で3,500万円) 機械装置 ★★★★☆ ★★★☆☆ 急速冷凍機で新商品を開発 
新事業進出補助金(第4回で単独公募は終了) 2分の1(地域別最低賃金引上げ特例で3分の2)  最大7,000万円(賃上げ特例で9,000万円) 建物+設備+広告まで ★★★★★ ★★★☆☆ 新しい冷凍工場を建設 

※補助率と上限額は2026年9月時点の情報です。公募の回によって変わることがあるのでご注意ください。 

※ものづくり補助金と新事業進出補助金は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」に統合されました。統合後 第1回公募は2026年6月29日に開始し、申請受付は2026年9月30日、締切は2026年10月30日18時です。旧ものづくり補助金は【革新的新製品・サービス枠】(上限最大3,500万円・建物費は対象外)、旧新事業進出補助金は【新事業進出枠】(上限最大9,000万円・建物費が対象)に相当します。 

💡 ポイント 

「電気代を減らしたいだけ」なら省エネ補助金、「新商品を開発したい」ならものづくり補助金、「新しい事業を始めたい」なら新事業進出補助金、というように、目的に合わせて使い分けるのがコツです。 

⚡第4章:省エネ補助金で冷凍機を更新するなら|設備単位型と工場全体型のどちらを選ぶ? 

省エネ補助金(令和7年度補正予算での通称は「省エネ・非化石転換補助金」。このうち設備単位型の従来枠が、正式名称を「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」といいます)にはいくつかの枠が用意されていて、「冷凍機だけ更新する」のか「工場全体をまとめて更新する」のかで、選ぶべき枠が変わってきます。 

枠の種類 補助率 上限 対象になる経費 特徴 
設備単位型
(Ⅲ型・従来枠) 
3分の1 1億円 設備の費用のみ 申請がシンプル/冷凍機だけ更新する人向き 
エネルギー需要最適化型(Ⅳ型) 中小:2分の1/大企業:3分の1 1億円 設計費+設備費 
+工事費 
EMS(エネルギー管理システム)や制御も対象/工場全体を最適化 
工場・事業場型
(Ⅰ型) 
先進枠 中小2/3・大企業1/2 / 一般枠 中小1/2・大企業1/3 15億円(非化石燃料設備の導入時は20億円) 設備費+工事費
(中小のみ) 
大規模な更新向き/建物の改修まで対象 

🤔 どの枠を選べばいい? 

▶ 冷凍機だけ更新したい場合 → 設備単位型(Ⅲ型) 
申請がシンプルで、SIIに登録されている設備の中から選ぶだけ。補助率は3分の1ですが、手続きの負担が小さいのが大きなメリットです。 
▶ 冷凍機+空調+照明をまとめて更新したい場合 → 工場全体型(Ⅰ型) 
中小企業なら一般枠で補助率2分の1、先進枠なら3分の2まで上がります。投資する規模が大きくなるほど、有利になる枠です。 

💰 補助金がいくらもらえるかの計算例 

下に3パターンの計算例を並べてみました。自社の規模に近いケースを参考にしてみてください。 

ケース 補助率 補助金額 自己負担額 
例1:設備単位型(冷凍機1億円) 3分の1 約3,333万円 約6,667万円 
例2:工場全体型・中小(冷凍機+空調1億円) 2分の1 5,000万円 5,000万円 
例3:工場全体型・中小(大規模改修3億円) 2分の1 1.5億円 1.5億円 

🧮第5章:省エネ量の計算のしかた|省エネ率10%の基準をクリアするコツ 

省エネ補助金を申請するには、省エネの効果について決められた基準を満たす必要があります。この基準は「省エネ率」「省エネ量」「エネルギー消費原単位改善率」のうち、いずれか1つを満たせばよいという形(択一)になっていて、枠によって水準が変わります。設備単位型なら「省エネ率10%以上」「省エネ量1kL以上」「経費当たり省エネ量1kL/千万円以上」のどれか1つです。ここでは計算の基本的な考え方と、その条件をクリアするためのコツを整理していきます。 

📐省エネ量の計算式(基本) 

・省エネ量(kL/年) 

  = 今ある設備の1年間のエネルギー使用量 - 新しい設備の1年間のエネルギー使用量  (原油換算で計算)  

・省エネ率(%) 

  = 省エネ量 ÷ 今ある設備の使用量 × 100 

⚖️ 指定計算と独自計算、どちらでいく? 

省エネ量の出し方には、SII(環境共創イニシアチブ=省エネ補助金の事務局団体)が用意してくれている「指定計算」と、自社で根拠を組み立てる「独自計算」の2つがあります。それぞれの違いを下の表に整理しました。 

指定計算(おすすめ) 独自計算(上級者向け) 
SIIポータルの自動計算機能を使う
登録設備のリストから機種を選ぶだけ
審査が早く、指摘も少なめ
省エネ率がやや小さめに出ることも 
自社で計算式や根拠を組み立てる
今使っている機器の実測データを使う
古い設備ほど、高い省エネ率が出やすい
根拠となる資料を揃えるのが大変 

💡 「10%以上」の条件をクリアするためのコツ 

省エネ率10%以上という基準をクリアするには、次のような工夫が効いてきます。 

・今使っている設備の稼働時間や負荷率を、控えめに見積もりすぎない 

・古い設備(10年以上前のもの)なら、独自計算で出す方法も検討してみる 

・複数台をまとめて申請して、省エネ量を稼ぐ 

・省エネ率が10%に届かないときは、省エネ量(設備単位型なら1kL以上)やエネルギー消費原単位改善率の基準で申請できないかを確認する 

🔬 省エネ量のシミュレーション例 

実際に冷凍機を更新したらどのくらい省エネになるのか、具体的な計算例で見てみましょう。 

下の表で、今ある設備と更新後の設備の数字を並べて比べてみましょう。 

項目 今の設備(R22冷凍機) 更新後(高効率のインバータ機) 
定格消費電力 15kW 10kW 
1年間の稼働時間 8,760時間(24時間×365日) 8,760時間(同条件) 
負荷率 70% 70%(同条件) 
1年間の電力量 91,980kWh/年 61,320kWh/年 
原油換算 23.1kL/年 15.4kL/年 
✅ 計算結果 
・省エネ量 = 23.1 - 15.4 = 7.7kL/年 
・省エネ率 = 7.7 ÷ 23.1 × 100 = 33.3% 
→ 10%以上という基準を余裕でクリア 

このように、R22冷凍機から最新の高効率機に切り替えるパターンだと、省エネ率が30%以上になることも珍しくありません。10%という条件は、十分クリアできるレベルです。 

🗓️第6章:冷凍機更新の申請スケジュール|準備から補助金の入金までの流れ 

STEP
準備期間  【公募開始の2〜3ヶ月前】 

設備メーカーに見積もりを依頼し、省エネ量の概算試算、GビズID(国の補助金などの電子申請に使う共通アカウント)の取得を進めていきます。 

STEP
申請期間  【公募開始〜締切(約1〜2ヶ月)】

SIIポータルで申請書をつくり、省エネ量を計算して、電子申請を行います。 

STEP
審査期間  【締切後 約2〜3ヶ月】 

書類の審査が行われ、必要に応じて補正(書類の手直し)の依頼への対応が出てきます。 

STEP
採択発表  【審査終了後】 

採択・不採択の通知を受け取り、交付申請の準備に入っていきます。 

STEP
交付決定  【採択後 約1ヶ月】 

交付申請を出し、交付決定をもらいます。ここから先で、ようやく発注が可能になります。 

STEP
事業実施  【交付決定〜完了(約6ヶ月〜1年)】

冷凍機の発注、納品、設置工事を進めていきます。 

STEP
実績報告  【事業完了後 約1ヶ月以内】 

実績報告書を提出し、確定検査を受けます。 

STEP
補助金入金  【実績報告後 約1〜2ヶ月】

ようやく補助金が振り込まれます。 

⚠️ 重要:交付決定の前に発注するのはNG 

採択されたあとでも、交付決定が出るまでは冷凍機を発注することはできません。 見積もりをもらうのは問題ありませんが、発注や契約は必ず交付決定が出てから進めてください。 

🧭第7章:【簡易診断】冷凍機の更新でどの補助金を選べばいい? 

「結局、うちはどの補助金を使えばいいの?」という疑問にお答えするフローチャートです。STARTから順にYES/NOで進めていけば、自社に合った制度が見えてきます。 

START:投資規模はいくらですか?

Q1:自然冷媒(CO2・アンモニアなど)への切り替えですか?  

▶ YES → 脱フロン補助金(環境省の制度) 

補助率は原則3分の1(先進的な中小企業で採択審査上位20%以内なら2分の1)、上限5億円。R22から自然冷媒への切り替えなら、いちばんの有力候補です。 

Q2:新商品の開発や新事業の立ち上げを伴いますか?  

▶ YES → ものづくり補助金 もしくは 新事業進出補助金 

 高付加価値の新商品をつくるならものづくり補助金(上限2,500万円、賃上げ特例で3,500万円)です。 

 新しい冷凍工場の建設など新事業を始めるなら、新事業進出補助金(上限7,000万円、特例で9,000万円)です。 

▶ NO(省エネ・電気代の削減がメインの目的) 

Q3:冷凍機以外(空調や照明など)も同時に更新しますか? 

▶ YES → 省エネ補助金(工場全体型/Ⅰ型) 

中小企業は一般枠で補助率2分の1、上限15億円(非化石燃料設備の導入時は20億円)。投資の規模が大きいほど有利になります。 

▶ NO → 省エネ補助金(設備単位型/Ⅲ型) 

補助率は3分の1、上限1億円。冷凍機だけを更新するなら、これが王道のパターンです。 

💬第8章:冷凍機更新の補助金についてよくある質問5つ 

ご相談のなかで特によくお寄せいただく質問を、5つに絞ってまとめました。 

Q1. R22冷媒の冷凍機でも補助金は使えますか?

はい、使えます。むしろR22の機器からの更新は「省エネの効果が大きい」と評価されやすく、補助金申請にはむしろ有利になることが多いです。自然冷媒に切り替える場合は、脱フロン補助金も検討できます。 

Q2. 省エネ補助金と脱フロン補助金は併用できますか? 

同じ設備に対して二重取りはできません。「省エネを重視するのか」「脱フロンを重視するのか」によって、どちらを使うか選ぶ形になります。違う設備同士であれば、組み合わせて使うことも可能です。 

Q3. 申請から補助金が入金されるまで、どのくらいかかりますか? 

申請から採択まで2〜3ヶ月、採択から交付決定まで1ヶ月、事業の実施から実績報告、入金まで6ヶ月〜1年。トータルで1年〜1年半くらいが一般的なイメージです。 

Q4. 交付決定の前に冷凍機を発注しても大丈夫ですか? 

NGです。交付決定の前に発注や契約をしてしまうと、補助の対象から外れてしまいます。見積もりをもらうのは問題ありませんが、発注は必ず交付決定が出てから進めてください。 

Q5. 申請のサポートをお願いすることはできますか? 

はい、当社では省エネ補助金の申請サポートを行っています。省エネ量の計算から申請書類の作成、SIIポータルへの入力まで、ひととおりサポートが可能です。 

📝まとめ:冷凍機の補助金は3次公募(2026年9月28日締切)が当面の勝負どころ 

冷凍機の更新は、「どの補助金を使うか」によって自己負担額が大きく変わってきます。投資の目的や規模に合った補助金を選ぶことが、設備投資を成功させる最初の一歩になります。 

この記事でお伝えしてきた内容を、最後に振り返っておきましょう。 

📌 この記事のポイント 
  • R22冷凍機は今すぐ更新の計画を立てよう(在庫が尽きて修理が難しい) 
  • 省エネ補助金:電気代の削減がメインの目的なら(補助率3分の1〜2分の1、上限1億円〜15億円) 
  • 脱フロン補助金:自然冷媒への切り替えなら(補助率は原則3分の1・条件付きで2分の1、上限5億円) 
  • ものづくり補助金:高付加価値商品の開発を伴うなら(補助率2分の1、上限2,500万円。賃上げ特例で3,500万円) 
  • 新事業進出補助金:新工場や新ブランドを立ち上げるなら(補助率2分の1・地域別最低賃金引上げ特例で3分の2、上限7,000万円・賃上げ特例で9,000万円) 
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✍️ この記事を書いた人

北條 竜太郎(ほうじょう りゅうたろう)|株式会社アカネサス 代表取締役

老舗どら焼きメーカー・茜丸を再建(22億円の債務を15年で完済)した経験から、

食品メーカー向けコンサルティング会社を設立。

補助金申請・工場設計・システム開発で食品製造業の成長を支援。

【会社実績】

・支援プロジェクト総事業費:363億円

・補助金採択額:126.5億円

・北海道から沖縄まで全国対応

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